ゴルフシミュレーターの性能というと、センサーの「計測精度」に目が向きがちです。
ボールスピードや打ち出し角などを正確に計測できることは、もちろん重要です。
しかし、正確に計測できることと、実際のショットに近い弾道を画面上で再現できることは、同じではありません。
センサーから取得したデータをもとに、ボールがどのように飛び、どこに着地し、その後どう転がるのか。
そこまで違和感なく再現するためには、計測するセンサーだけでなく、取得したデータから弾道を計算するソフトウェアも重要になります。
今回は、OK ON GOLFが重視する「弾道再現性」についてご紹介します。
計測したデータから、どう弾道を再現するのか
OK ON GOLFは、センサーのハイスピードカメラによって、初速や打ち出し角をはじめとするボールデータを取得し、そのデータをもとに弾道を計算する屋内向けゴルフシミュレーターです。
ここでポイントになるのが、計測したデータを画面上の弾道へ変換するソフトウェアです。
OK ON GOLFの4機種すべてに、シミュレーションソフトウェア「Nature(ネイチャー)」が搭載されています。
Natureには10種類の練習モード、210コース以上を収録したラウンドモード、オンライン対戦などさまざまな機能がありますが、その役割はコンテンツを提供するだけではありません。
センサーが取得したボールデータをもとに弾道を計算し、画面上に再現することもNatureの重要な役割です。
どれだけ正確なデータを取得できても、そこから計算される弾道が実際の球筋とかけ離れていれば、ゴルファーにとっては違和感のあるショットになってしまいます。
だからこそ、「正しく測ること」と「正しく再現すること」の両方が必要なのです。
ボールは、着地したら終わりではない
弾道再現というと、空中を飛んでいるボールの軌道をイメージするかもしれません。
しかし、実際のゴルフではボールが地面に落ちたあともプレーは続きます。
例えば同じ場所に着地したとしても、ボールがそのまま止まるのか、前へ転がるのか、左右どちらへ転がるのかによって、最終的なボール位置は変わります。
Natureでは計測されたボールデータをもとに、空中でのボールの挙動だけでなく、着地後のランやボールと芝との摩擦力まで計算して弾道を再現しています。

この図のように、空中の弾道だけを見れば着地点までは同じでも、その後のランによって最終的なボールの位置には差が生まれます。
シミュレーター上でもこうした着地後の挙動まで計算することで、実際のコースでプレーするときの感覚に近づけています。
なぜ「弾道再現性」が重要なのか
弾道再現性が重要なのは、単に画面上のボールをリアルに見せるためではありません。
例えば実際には軽いスライスになるショットなのに、シミュレーター上では大きく右へ曲がる。あるいは、ミスショットなのにきれいな弾道が表示される。
こうしたズレが大きければ、自分が打った感覚と画面上の結果が一致しません。
練習で使用する場合には、正確なフィードバックが得にくくなりますし、ラウンドモードでも実際のゴルフとは異なる感覚になってしまいます。
打った感覚と、計測されたデータ、画面上に現れる弾道ができるだけ一致すること。
これが、ゴルフシミュレーターに弾道再現性が求められる理由です。
計測精度と弾道再現性、その両方が重要
ゴルフシミュレーターを比較するとき、センサーの性能や計測できるデータの種類は分かりやすい比較ポイントです。
しかし、シミュレーターで実際にプレーするときに重要なのは、取得したデータをどれだけ自然な弾道として再現できるかという部分まで含まれます。
OK ON GOLFでは、ハイスピードカメラによる計測とNatureによる弾道計算を組み合わせることで、計測精度と弾道再現性の両立を重視しています。
練習でもラウンドでも、実際のショットとの違和感をできるだけ少なくする。
そのために、目に見える空中の弾道だけでなく、着地してからボールが止まるまでの挙動まで計算しているのが、OK ON GOLFのシミュレーション技術です。



